越境ECを始める場合にかかる費用の実態【徹底分析】

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「なるべく費用とリスクを抑えて海外進出するにはどうすればいいんだろう?」

このような悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。

この悩みを解決するには、自社にあったコストパフォーマンスの高い越境ECやサービスを選ぶことが非常に重要です。

こうした課題をクリアするためにも、こちらの記事では以下の内容について説明していきます。

それでは見ていきましょう。

越境ECにかかる費用相場と各社費用の比較

自社に合う越境ECを見極めるためには、各越境ECサービスの費用と特徴を把握することが重要です。

ということで、こちらでは下記2点について解説していきます。

費用相場

https://unsplash.com/photos/wL7pwimB78Q

越境ECを出店する場合にかかる費用の相場は下記のとおりです。

越境ECは、普通の国内ECに比べて割高です。

さらに特色豊かなので一概に「普通はこの価格」という基準がありません。

逆に言えば、高いECには高いなりの理由があり、安い越境ECには安いなりの理由があるということです。

次の費用比較では、そんな各ECの金額や特徴も解説していきます。


越境EC各社の費用と特徴の比較

ここからは具体的な費用の比較です。

実際に代表的な5つの越境ECサービスを手数料と出店費、そして特徴の3点で比較してみました。

早速、下記の表を見ていきましょう。

手数料出店費
(初期費用もしくは月額)
特徴
ebay[落札手数料]
0% – 12%

[Pay-Pal手数料]
 4.1%+40円
200品 0円 ~
10万品 400万円
・190ヵ国で販売
・購入者のメールアドレスが獲得可能
・販売データ収集が可能
・決済方法はPayPalのみ
天猫国際0.5% – 5%【補償金】
パターン① 15万元(250万円)
パターン② 30万元(500万円)

【年会費】
パターン① 3万元(50万円)
パターン② 6万元(100万円)
・現地法人不要
・小売業許可不要
au pay マーケット
(豌豆公主)
4.5% – 9%
※コミコミ出店プランの場合
(成約手数料込み)
5,280円/月・豌豆公主を介して中国で販売可能
※別途手数料発生
Amazon.com小口出品 手数料8-15%
大口出品 手数料8-15%
小口出品 : 1商品100円
大口出品 : 月額4900円
・FBA(物流全般の代行)
・データ収集不可
shopify 3.25% – 3.9%約3000円(29ドル) – 30,000円(299ドル)ECモールではなく、
ECサイト作成サービス

ここからはそれぞれの越境ECサービスの費用についてさらに掘り下げていきます。


ebay

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まずはebayです。海外進出に関心のある方なら1度は聞いたことのある名前ではないでしょうか。

そんなebayの最大の特徴は参入障壁の低さです。

手数料出店費
(初期費用もしくは月額)
特徴
ebay[落札手数料]
0% – 12%
[Pay-Pal手数料]
 4.1%+40円
200品 : 0円 ~
10万品 : 400万円
・190ヵ国で販売
・購入者のメールアドレスが獲得可能
・販売データ収集が可能
・決済方法はPayPalのみ

出店費部分を見ていただければわかるかと思いますが、200品までの出品であれば0円で出店することができます。

「初動にあまりお金をかけたくない」

「まずは様子を見てみたい」

上記のような考えを持っている方にオススメです。

他にも

のように、他社が持っていない越境ECの特徴を備えています。


天猫国際

https://unsplash.com/photos/3sLosN6dPoQ

中国の大手アリババが運営する越境EC「天猫国際」です。

同グループのEC「天猫」と合わせて中国のEC市場の約57%を占めています。

手数料出店費
(初期費用もしくは月額)
特徴
天猫国際0.5% – 5%【補償金】
パターン① 15万元(250万円)
パターン② 30万元(500万円)

【年会費】
パターン① 3万元(50万円)
パターン② 6万元(100万円)
・現地法人不要
・小売業許可不要

この越境EC「天猫国際」の特徴はやはり、高額な保証金と年会費でしょう。

まずこの保証金は、出店者が規則違反を行った際にペナルティとして発生する費用のことです。

この保証金のみで収集がつくことは考えにくく、追加費用を払わなければならないパターンもあり、最大で80万元(約1340万円)分の支払いが必要となるので十分に注意しましょう。

中国自体は日本商品や日本製の中古品などの人気が高く、ハマると大きな売り上げにつながります。

だからこそ早とちりは禁物です。

無駄に費用を大きくしないためにも、石橋を叩いて渡るように、入念に準備して進出するよう心がけましょう。

BLESS INTERNATIONAL株式会社で現在行っている海外販売サポートでは、越境ECへの物流・多言語対応のカスタマーサポートなど、海外進出に関する全てを代行しています。

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au pay マーケット(豌豆公主)

https://unsplash.com/photos/2tKMjAgMYEM

ケータイキャリアでお馴染みの「KDDI」が運営を行う越境EC「au pay マーケット」です。

手数料出店費
(初期費用もしくは月額)
特徴
au pay マーケット
(豌豆公主)
4.5% – 9%
※コミコミ出店プランの場合
(成約手数料込み)
5,280円/月・豌豆公主を介して中国で販売可能
※別途手数料発生

実はこのau pay マーケットは基本的には越境ECとして使うことができません。

しかし、上記の基本的な費用に追加でさらに費用を支払うことで中国の人気越境EC「豌豆公主(ワンドウ)」を通して中国と日本の間での越境取引を可能にします。

前述の天猫国際のような規模ではないものの、中国での反応を見てみたい!という考えのある方にはちょうどいい越境ECかもしれません。


Amazon.com

https://unsplash.com/photos/JwMGy1h-JsY

あの世界的に有名な最大手「Amazon」です。

手数料出店費
(初期費用もしくは月額)
特徴
Amazon.com小口出品 : 手数料8-15%
大口出品 : 手数料8-15%
小口出品 : 1商品100円
大口出品 : 月額4900円
・FBA(物流全般の代行)
・データ収集不可

ただし、私たちが普段お世話になっているAmazon「.jp」とは違う Amazon「.com」

つまり、アメリカのサーバー上の英語版Amazonサイトです。

アメリカだけではなく英語圏やEU圏からの流入もあるため世界最大の越境ECと言えます。

特徴は店舗ページが存在しないからこその価格帯でしょう。

販売時に発生する手数料は8% – 15%と高めに設定されていますが、出店費が1商品100円という金額で、費用を少なく抑えることができます。

さらに出品数が多い場合には月額4900円のプランもあり、判断さえ謝らなければコスパ良く運営することが可能です。

他にもFBAという商品の発送や在庫管理、返品受付のような面倒な仕事を代わりにやってくれる有料サービスもあります。

さすがは最大手と言ったところでしょうか。


shopify

https://unsplash.com/photos/zbPDL84kvRg

今勢いのある越境ECサイト作成プラットフォーム「shopify」です。

手数料出店費
(初期費用もしくは月額)
特徴
shopify 3.25% – 3.9%約3000円(29ドル) – 30,000円(299ドル)ECモールではなくECサイト作成サービス

上記の表を見てわかる通り、shopifyも他のECモール同様に手数料がかかります。

しかし、3,000円〜30,000円という月額の費用でECサイトを持つことができるのは大きな強みです。

さらにshopifyのECサイトのには下記のような特徴があります。

モール型の越境ECとは違い、集客面で不安な部分もあります。

しかし自由度が高い分戦略性が非常に高いため、EC運用に自信のある方にはオススメの越境ECサービスです。


越境EC運用代行の費用の実態

https://unsplash.com/photos/tUVf65KIVpI

「越境ECに興味があるけど運用代行が実際どんなものなのか分からなくて不安…」

今回はこう行った不安を解消するために越境EC運用代行の費用とその実態を明らかにしていきます。

それでは見ていきましょう。


運用代行の種類ごとの特徴と相場

越境ECの運用代行にはいくつかの種類があり、これらは

の2つの違いから分かれています。

自分に合う越境ECの運用代行を選ぶためにも、「運用代行にどんな種類があるのか」は知っておきたい知識です。

そこで今回は上記2点を踏まえたうえで、越境EC運用代行のいくつかの種類を紹介していきます。

代行の種類は下記の表の通りです。

初期費用月額費用特徴
ワンストップ型の越境EC運用代行0 – 3,3000円0 – 5,500円サイトの運用や物流、言語対応にカスタマーサポートまで全てを一任できる。
独立型の越境EC運用代行0 – 80万50,000 – 100,000円/月オリジナルの越境EC構築を行うため初期費用が大きい。
初期費用と月額費用のバランスは企業によって様々。

さらに、ここからはそれぞれの特徴について解説していきます。


ワンストップ型の越境EC運用代行【丸投げでOK】

契約後は全てお任せでOK!

そんなワンストップ型の越境EC運用代行です。

初期費用月額費用特徴
ワンストップ型の越境EC運用代行0 – 3,3000円0 – 5,500円サイトの運用や物流、言語対応にカスタマーサポートまで全てを一任できる。

上記を見ていただければわかるように初期費用と月額費用も共に安く済みます。

そして、基本的に運用全般丸投げなので、ECの様子を見ながらヤキモキしなくても大丈夫です。

さらには、以下のような考えに当てはまる場合はメリットが大きくなります。

素早く海外に展開し、事業規模拡大につなげましょう。

独立型の越境EC運用代行【ページからガッツリ製作】


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そんな方には独立型の越境EC運用代行がオススメです。

初期費用月額費用特徴
独立型の越境EC運用代行0 – 80万50,000 – 100,000円/月オリジナルの越境EC構築を行うため初期費用が大きい。
初期費用と月額費用のバランスは企業によって様々。

初期費用 月額費用 特徴 独立型の越境EC運用代行 0 – 80万 50,000 – 100,000円/月 オリジナルの越境EC構築を行うため初期費用が大きい。 初期費用と月額費用のバランスは企業によって様々。

ゼロからHP製作を行うと聞くと、費用が大きく初期費用が高いサービスが多そうですよね。

しかし、実は初期費用が少なく、少し高めの価格設定のランニングコストで回収していくタイプの運用代行もあります。

というのも、最近は前述の「shopify」のような越境ECサイトをカンタンに作れるサービスがあるので、それらを用いて運用代行を行っている場合がほとんど。

こだわりすぎて無駄に高くなってしまうよりは、既存のサービスを使った比較的安価な運用代行のほうが安心ですよね。

自社の魅力を前面に出していきたい場合にはオススメの越境EC運用代行です。

BLESS INTERNATIONAL株式会社で現在行っている海外販売サポートでは、越境ECへの物流・多言語対応のカスタマーサポートなど、海外進出に関する全てを代行しています。

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まとめ

今回は海外進出の重要ポイントである越境ECの費用について解説してきました。

本記事の内容を簡潔にまとめると下記のようになります。

費用とは一口に言っても、初期費用や月額・年額費用、そして手数料など様々な費用があります。

無理して複雑で難易度の高いサービスから使い失敗に終わってしまうのは非常に勿体ありません。

まずは無理せずにカンタンなものから始めることによって、経験という基礎を作っていきましょう。